会社員の私が、家計簿強化の為に簿記2級を取得して何に役立てているのか、取得までに費やした時間を紹介します。
本資格を取得することで得られる知識
・家計(経営)管理や家計(経営)情報分析力の強化
・企業の経理事務に必要な会計知識
・青色申告等の作成に必要な貸借対照表、損益計算書作成に役立つ
・就職や転職で有利
特に家計簿管理面では、より精度の高い月額費用の計算ができるようになりました。
車を例に今までとの考え方の違いを比較してみました。
①これまでの家計簿:家計簿アプリを使用して1年間支払履歴を自動取得して年額・月額を求める
②家計簿強化後:①に加え、(ア)と(イ)も加えたもので年額・月額を求める
ア、2年に一度の車検代を半分にして1年計算
イ、a,全額キャッシュの場合
(自動車購入費-売却価格(相場))÷売却予時期(X年 or 月)
b,ローン返済の場合
(ローン残額-売却価格(相場))÷ローン支払期間(年 or 月)
※減価償却にヒントを得ました
TOTALでかかった費用から、年間・月間どれくらい必要なのか詳細に把握でき、今後の予算見積もり精度が向上しました。
1、勉強時間・内容
(1)勉強時間(週実績)
・ 学習期間:3/9~5/15、5/23~6/17
※6/18ネット試験を受講し、合格
・総学習時間:約332時間
※前提として簿記3級を取得しています
(2)学習内容
通信講座を受講(クレアール)
必要なもの
・パソコン
・筆記用具、電卓
・テキスト(クレアール支給)
・ノート
2、1日の学習計画
(1)通常:210分学習、30分休憩
2:20-3:10(50分)テキスト、動画学習
3:10-3:20(10分)休憩
3:20-4:10(50分)テキスト、動画学習
4:10-4:20(10分)休憩
4:20-5:10(50分)テキスト、動画学習
5:10-5:20(10分)休憩
5:20-6:20(60分)テキスト、動画学習
(2)過去問実施時:230分学習、20分休憩
2:20-4:20(120分)テスト
4:20-4:30(10分)休憩
4:30-5:20(50分)復習
5:20-5:30(10分)休憩
5:30-6:30(60分)復習
(3)直前答練実施時:230分学習、20分休憩
2:20-3:50(90分)テスト
3:50-4:00(10分)休憩
4:00-5:00(60分)復習
5:00-5:10(10分)休憩
5:10-6:30(80分)復習(動画解説視聴※)
3、まとめ
私が合格するまでで重要と思ったのは以下です
①余裕を持った学習計画を立てる
・学習計画をしても、思った通り進まないことがあります。
その為に予備期間は1ヶ月程設けた方が良いです。
②インプットよりアウトプット重視(比率3:7)
・前半インプット8:アウトプット2で進めてましたが、あまり問題が解けませんでした。
他の資格取得情報発信者の学習方法を調査した結果、アウトプット重視が重要と判断。
その結果インプット3:アウトプット7になってから、理解度がインプット重視時より増しました。
③直前答練は3回は解く
・3回問題を繰り返すことで、自分なりの解き方が身に付く
・あとから実施しても、解き方を思い出せる
・理解度が不足している箇所が見える
社会人になってから、10年程自ら資格を取る為の勉強はほとんどしていませんでした。
その為、勉強方法は効率悪く遠回りが多かった気がしますが、どうにか合格できました。
きっかけは家族との将来に関するお金の不安を解消したい思いからでしたが、家計管理の強化に役立つ良い学習になったと思います。
特に家計簿はFPで学んだ知識に掛け合わせることで、より精度の高い家計簿が考えられるようになりました。
私が作成した一部を別の記事で紹介しますので、参考になれば幸いです。